親子で文化少年の門戸を叩いて10年余り。自らも六段として稽古を重ねながら、現在の小学生たちを温かく率いる別筒指導主任に、剣道の魅力と子供たちへの想いを伺いました。
Q1. お子さんと一緒にご入会されたのがスタートだったのですね。当時、剣道を始めようと思われたきっかけを教えてください。
娘が通う小学校の体育館で稽古が行われていたのですが、ある日娘の方から「私、剣道をやってみたい」と言ってくれたんです。その言葉が親として本当に嬉しかったのを今でも覚えています。
体験に伺った際、当時の渋谷会長から「お母さんも一緒にやってみませんか?」と温かく竹刀を渡していただき、娘と一緒に一歩を踏み出しました。夢中で汗を流しているうちに、気がつけばあっという間に10年という月日が経っていましたね。
Q2. 小学生の指導主任として、日々の稽古で最も大切にされていることは何ですか?
一番は、何よりも「安全第一」であることです。怪我なく安心して稽古に打ち込める環境づくりを徹底しています。
そしてもう一つ大切にしているのが、「子どもたちと率直に向き合うこと」です。大人都合の言葉ではなく、一人の人間として誠実に心を通わせる指導を心がけています。稽古が終わった後、子どもたちがすっきりと晴れやかな顔になっているのを見る瞬間が、指導者として最高の幸せです。
Q3. 剣道を通じて、子どもたちが一番成長すると感じるのはどんなところでしょうか?
剣道に向き合っていると、日常では気づかなかった自分の一面が次々と露わになります。自分でも知らなかった「弱気な自分」に直面することもあれば、お腹の底から出る「大きな声」、胸に秘めた「負けたくないという野心」、そして一歩踏み出す「勇気を出したときの快感」などです。
そうやって自分自身と向き合い、試行錯誤しながら目の前の壁を一つひとつ乗り越えていく子どもたちの姿は、本当に尊く、輝いています。
Q4. ご自身も六段を取得されました。お忙しい中で挑戦を続けられる魅力や充実感とは何でしょうか?
家庭や仕事から一旦離れて、目の前の稽古にただ一心不乱に没頭できる時間そのものが、大人にとって非常に貴重で贅沢なものだと感じています。道場で大きな声を出すだけでも最高のストレス解消になりますよ!
また、剣道は対人競技だからこそ、相手や局面によって毎日新しい発見があります。「生涯スポーツ」として、何才になっても学びと成長があるのが一番の魅力ですね。
Q5. 入会を迷われているお子さんや保護者の方へ、メッセージをお願いいたします!
「敷居が高そう」「ついていけるかしら」と気負わずに、まずはぜひ一度、気軽に稽古を見に来ていただけたら嬉しいです。
文化少年剣道倶楽部の子どもたちは、本当に素朴で優しく、新しい仲間をいつでも大歓迎してくれます。また指導陣(先生方)の層が厚いのも自慢で、必ずお子さんや保護者の方にとって「気が合う」「信頼できる」先生に出会えるはずです。
道場でお会いできるのを、楽しみに待っています!
